ラグビー・リーグワン 東葛は勝利ならず 新加入のレメキ、田中ら奮闘も

 前半、パスを出す横浜・田村優(右は東葛・レメキ)=撮影・西岡正
 前半、トライを決める東葛・宮島裕之(撮影・西岡正)
前半15分、2本目のPGを決めた横浜E・田村優(中央)=柏の葉公園総合競技場(撮影・西岡正)
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 「ラグビー・リーグワン、東葛12-33横浜」(8日、柏の葉公園総合競技場)

 東葛は本拠地での新リーグ開幕戦で横浜に敗れた。前半こそ粘りを見せたが、後半に差をつけられ12-33と完敗した。

 今季から新加入の日本代表レメキ・ロマノラバがSOで先発し、同じく今季から東葛に移籍した37歳のSH田中史朗とハーフ団を組んだ。田中にとっては古巣対決にもなった。

 前半は横浜のSO田村優にPGを2連続で奪われるなどしたが、同32分にWTB宮島裕之がチームの開幕初トライを奪い1点差に追い上げた。ただ、前半終了間際にはラインアウトのからモールでトライを許し13-5となった。

 後半は開始2分にトライ、7分、13分と連続PGを奪われて26-5と差をつけられた。終盤に進むにつれてミスとペナルティが増えていき、東葛は苦しい戦いとなった。同26分にはスクラムの流れからさらにトライを決められた。同38分にレメキが抜け出しトライを奪ったが及ばなかった。

 東葛では元契約選手のブレイク・ファーガソンが昨年12月30日に違法薬物の所持容疑で逮捕された。記念すべき新リーグの船出の前に出場自体が危ぶまれたが、チームは「全力でのプレーを通じて信頼回復に努める」と誓い、本拠地での開幕戦に立った。

 東葛の第2節・埼玉戦は、相手に新型コロナウイルス感染症陽性者が確認され、開催までに試合登録に必要な選手がそろわないことが確定したため中止。東葛が勝ち点5を得ることとなっている。

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