照ノ富士、来場所大関とりだ 目安「33勝」へ大前進の11勝締め

 「大相撲初場所・千秋楽」(24日、両国国技館)

 関脇照ノ富士が明生をすくい投げで破り、11勝目を挙げた。先場所は13勝を挙げており、来場所の大関とりの目安となる「33勝」に大きく前進。17年秋場所以来となる大関復帰を射程に捉え、「来場所も一日一番、集中して頑張る」と力を込めた。

 膝の故障などで一時は序二段まで転落したが復活。今場所は6日目まで3勝3敗と苦しんだが、終盤は2大関を破るなど2桁に乗せた。技能賞も受賞し、「(体が)デカい人も技能賞をもらえるんだと見せられて良かった」とうなずいた。

 来場所の大関とりについて、伊勢ケ浜審判部長(元横綱旭富士)は「当然」と認めた。昇進の基準については明言しなかったものの、「(取組に)内容もある。(先場所)優勝同点もしているし、とりあえず(来場所の)内容を見る」と話した。

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