「バレーボール・天皇杯・皇后杯全日本選手権」（１９日、大田区総合体育館）

　女子決勝が行われ、昨季Ｖリーグ１部優勝のＪＴが東レを３－０で下し、初優勝を果たした。

　ＪＴはエースのドルーズを中心に得点を積み重ね、粘り強い守備で今季１６連勝中の強敵相手にストレート勝ち。（２９）は「チームとして１点を取りにいくことを徹底してできた」と勝因を語った。

　２連覇を狙うリーグは今月６日に年内の最終戦を終え、現在２位。初優勝のタイトルを手にしたが小幡真子主将（２８）は「私たちはこれで終わりではない」と先を見据える。「うれしい気持ちもあるけど、東レ以外のチームにも完成度の高いチームを目指して頑張っていきたい」とリーグとの２冠へ意気込んだ。