初マラソンで5位の佐藤早也伽「楽しかった気持ちが強い」先頭集団で粘りの走り

 5位でフィニッシュした佐藤早也伽
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 「名古屋ウィメンズマラソン」(8日、ナゴヤドーム発着)

 東京五輪代表の女子1枠がかかるMGCファイナルを兼ねて行われ、初マラソンの佐藤早也伽(25)=積水化学=が2時間23分27秒で5位に入った。2時間20分29秒で優勝した一山麻緒(22)=ワコール=が、東京五輪女子マラソン代表の3人目に内定した。

 佐藤は「五輪を狙って走る人たちと一緒にレースできる経験はなかなかないと思ったので、挑戦したいと思った」と序盤から果敢に第一集団につき、粘りの走りを披露。「2時間25分台」という目標タイムを大きく上回って初マラソンを終え「最後すごいきついと思ったけど、自分の中では楽しかったなって気持ちの方が強い」とにっこり笑顔で振り返った。

 今大会でマラソンに挑戦すると決めたのは「自分はいつまで競技を続けるってはっきり決めていない」から。故障などのアクシデントを含め、今後どのような選手生活を歩むかは分からないことから「チャンスがあるならすぐにでも始めよう」と決意したと言う。

 「後半(タイムが)落ちてしまったのはあんまり満足できないけれど、自分の目標はクリアできたので、また次に向けて頑張りたい」と語った。

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