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瀬古リーダー 駅伝偏重に嘆き「寂しい限り」 川内のパリ五輪色気には怒り「ふざけるんじゃない」

MGC挑戦権獲得者に贈られる盾を持って、嘆く瀬古利彦リーダー=岸記念体育館
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 日本陸連は17日、都内で会見し、さいたま国際マラソン(11月12日)に出場する招待選手を発表した。しかし、11月下旬に実業団駅伝を控える日本人の招待選手は岩出玲亜(22)=ドーム=と、吉田香織(36)=TEAM R×L=のわずか2人に止まり、瀬古利彦長距離マラソン強化プロジェクトリーダーは「寂しい限り・・・。駅伝よりもマラソン選手を作ってほしいとずっと言ってるんだけど、駅伝重要視の環境は変わらない」と、“笛吹けど踊らず”状態を嘆いた。

 すでに20年東京五輪に向けた選考となるMGCシリーズはスタート。今大会も規定の順位、タイムをクリアした選手は、東京五輪出場権の懸かるマラソングランドチャンピオンシップ(MGC、19年9月以降に開催)の出場権を得られる。毎年有力選手から敬遠されているさいたま国際は、来年1月の大阪国際や、同3月の名古屋ウィメンズよりも1分、設定タイムが遅くなっているが、それでも選手は集まらなかった。「タイムも1分遅いし、出やすいと思うんだけど・・・。なんで出ないのか聞いてみたい」と、愚痴が止まらなかった。

 現在、MGCへの挑戦権を得たのは、8月の北海道マラソンの男女1名ずつ。「岩出さんには復活してほしいし、吉田さんにはベテランの味を出してほしい。ここで2人(切符を)とってほしい。(最終的に)3~4人だったから困るもん」と、苦笑いを浮かべた。

 こんな状況の中、一部で24年パリ五輪へ色気を見せたと報じられた、東京五輪に挑戦しないことを明言している“最強市民ランナー”の川内優輝(30)=埼玉県庁=については「ふざけるんじゃないよ。2020年が終わってないのに」と、頭を抱えていた。

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