高山勝成「事実ならショック」ボクシング連盟不正疑惑 『再興する会』と思いは一緒

 ボクシングで日本初の主要4団体制覇を果たし、昨年4月にプロを引退、アマチュアとして東京五輪出場を目指す高山勝成(35)=名古屋産大=が6日、大阪市内で記者会見した。同日付で日本ボクシング連盟を相手方に自身のアマ選手登録などを求め、日本スポーツ仲裁機構(JSAA)に仲裁申し立てを行ったことを発表し、「一日も早く置かれている状況を打開したい」と話した。

 AIBAが16年リオデジャネイロ五輪からプロ選手の出場を解禁したが、日本連盟はプロ経験者の選手登録を認めていない。高山は4月にJSAAに対し調停を申し立てていたが、同連盟は応諾を拒否。山根会長は「アマは教育の一環でプロは金もうけ。(高山のアマ登録は)論外だ」との主張を繰り返している。

 また、高山は不正疑惑に揺れる日本連盟について「事実ならショック。一日も早くボクシングの普及と発展のために改革していかないといけないと強く感じる。『(日本ボクシングを)再興する会』と思いは一緒」と訴えかけた。

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