設楽悠太 レース中に右足負傷していた 激走の仰天裏側「10キロくらいから痛くて」

 東京マラソンから一夜明けた26日、16年ぶりの日本記録更新となる2時間6分11秒をマークして2位となった設楽悠太(26)=ホンダ=が都内で取材に応じ、レース序盤に右足を痛めていたことを明かした。

 この日は足を引きずり、疲労感を漂わせた。25日のレースは「10キロくらいから右のふくらはぎが痛くてすごくズキズキしていた」と告白。「踏み込むだけで痛くて。残り30キロは我慢して走った」と激走の裏側を明かした。

 4月までは休養に充て、次戦は5月ゴールデンゲームズ(延岡)でトラックレースを走る見込み。また8月のアジア大会には出場せず、世界屈指の高速レースで知られる9月のベルリンマラソンに再挑戦する意向。「世界のトップ選手と走る経験を積みたい」と気合を入れた。

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