「仙台国際ハーフマラソン」(12日、仙台市陸上競技場発着)
世界選手権代表の川内優輝(26)=埼玉県庁=は、1時間3分30秒で10位。メクボ・モグス(日清食品グループ)が1時間1分54秒で制した。
公務員ランナーの川内は、中盤で日本人のトップ集団から遅れて10位。沿道から「お前、前を追えよ!!こんな順位で、なめてんのか!!」と過激な声援を受け、発奮。昨年のタイムを19秒上回った。野口とも対面し、刺激を受けたようで「野口さんが金メダルを取った時、僕は高校生で、ケガを繰り返していて、どん底だった。同じ代表になれるなんて」と、感慨深そうに話した。