レスリング高谷、東京五輪は86キロ級挑戦へ

スパーリングで手を合わせる高谷(左)と藤波
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 レスリング男子フリースタイル74キロ級で五輪2大会連続出場の高谷惣亮(28)=ALSOK=が12日、階級区分や計量ルールの変更に伴い、2020年東京五輪には86キロ級に階級を上げて挑戦する意向を明かした。12月の全日本選手権では、五輪非実施の79キロ級にエントリーする見込み。

 8月に世界レスリング連合(UWW)が決定した新階級区分では、高谷が主戦場としてきた74キロ級は残ったものの、体重オーバーが許されない当日計量が2日間にわたって行われるため、減量が厳しくなる。

 平常時は体重が80キロ近くある高谷は「さすがに(減量が)きついですね。世界も(同階級選手は)みんな上げてくると思いますよ」と展望を話した。ただ、ロンドン五輪金メダルのジョーダン・バローズ(米国)は74キロ級にとどまる見込みだという。

 この日は都内で行われた男子代表の強化合宿に参加し、8月の世界選手権フリー70キロ級銅メダルの藤波勇飛(21)=山梨学院大=とスパーリングを行うなど汗を流した。高谷は年下のホープに技術的なアドバイスを聞く場面もあり、「強くなるために使えるもんは何でも使いますよ」と、衰え知らずの貪欲な姿勢を示した。

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