広島・中崎にアクシデント わずか1球で緊急降板 山本の打球を脚部に受ける 栗林がマウンドへ

 7回、山本の打球が左足首付近を直撃し、グラウンドに膝をつく中崎(撮影・市尻達拡)
 7回、山本の打球が左足首付近を直撃し、顔をしかめる中崎(撮影・市尻達拡)
 7回、中崎の負傷降板を受け、無失点でピンチを救った栗林(撮影・市尻達拡)
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 「広島3-1中日」(1日、マツダスタジアム)

 広島の中崎翔太投手が打球を左足首付近に受けて緊急降板した。

 逆転直後の七回からマウンドに上がった右腕は先頭・山本のピッチャー返しのライナーを脚部に受けた。打球は遊撃方向へと転がり、左前へと抜けていく安打となった。その場にしばらくしゃがみ込み、立ち上がるとベンチから出てきたトレーナーを制していたが、自力でベンチ裏へと治療へ向かった。

 その後、栗林がコールされ、わずか1球での降板。中崎は登板前の時点で今季36試合で2勝1敗、防御率1・72の成績を残していた。それでも栗林がしっかりと後続を打ち取り、リリーフ陣が無失点リレー。2年目左腕の高がプロ初勝利をマークし、チームも6月29日以来、約1カ月ぶりの連勝を収めた。

 試合後、新井監督は「ちょっとくるぶしの方にもろに当たっているので、明日の様子を見て」と説明。「(栗林は)落ちついていましたよね。ここ最近、少しずつ状態も上がってきているので、緊急でしたけどいいピッチングだったと思います」と緊急登板の右腕をたたえていた。

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