広島 モンテロの決勝打で首位奪取 秋山が先頭打者本塁打 今季3度目4連勝
「阪神2-4広島」(16日、甲子園球場)
広島が今季3度目の4連勝で4月24日以来の首位に浮上した。首位攻防戦で勝利。同点の九回に新助っ人・モンテロが値千金の勝ち越し適時打を放った。
初回は2戦連続完封中だった相手先発・村上から秋山が先頭打者本塁打を放ち、坂倉にも適時二塁打が生まれて幸先良く2点を先制した。右足首の靱帯(じんたい)損傷から復帰後初めてスタメン起用され、即結果を出した秋山は「気合でいった。良いピッチャーなので、腹を決めて思い切っていった」と語った。
先発・森下は7回6安打2失点。四回1死まで無安打投球を見せるも七回に暗転した。前川、木浪に適時打を浴びて同点とされ、4勝目を逃した。
その後、2-2の九回に先頭・末包が四球で出塁。2死二塁からモンテロが中前へ勝ち越し適時打を放った。代走の二走・大盛が好走塁を見せ、本塁にヘッドスライディングで生還した。さらに矢野にも適時二塁打が生まれた。
広島は前カードの本拠地での巨人戦で同一カード3連勝していた。