広島ドラ1 黒原がプロの洗礼を浴びる シート打撃で打者11人に被安打8

 シート打撃に登板するも連打を浴びて失点を許し、林(左)から声を掛けられる黒原(撮影・立川洋一郎)
 シート打撃に登板するも連打を浴びて失点を許した黒原(撮影・立川洋一郎)
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 「広島春季キャンプ」(15日、沖縄)

 広島のドラフト1位・黒原拓未投手が“プロの洗礼”を浴びた。シート打撃に初登板し、打者11人に投げ8安打1四球。2アウトしか奪えなかった。

 1巡目は宇草の中前打から5連打を許した。同3位・中村健(トヨタ自動車)に左中間二塁打、小園は右前打、堂林は中前打、林は左前打だ。2巡目は上本を左飛に打ち取るものの、野間に中前打を打たれ、中村奨に左前打、韮沢に右中間を破られる三塁打を打たれた。最後は同6位・末包(大阪ガス)を三ゴロに打ち取った。

 登板後は「やっぱり中に入って来る甘いボールはプロは見逃してもらえない。ちょっとシュートした球が多くて、それが真ん中に集まった。もうひとつ、かかり切らない感覚があったんで。その分、見たまんまの球というか、自分の投げてる力感と、そういう球だったんで、打者もタイミング取りやすかったかなって思います」と振り返った。

 その後の自主練習では黙々とネットスローを繰り返し、フォームなどを確認。練習終了後には佐々岡監督から直接言葉をかけられた。指揮官は「打者からするとタイミングが取りづらいと感じていないだろうし、取りやすいと言うところだったと思う。本人とも『この時期だから良かった』という話もした。課題が見つかって逆によかったんじゃないかな」と話した。

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