広島・佐々岡監督 5勝目の九里に「救ってくれた」ベンチ入り24人「前向いて一丸」

 完投勝利を挙げてタッチを交わす九里(撮影・堀内翔)
 5回、生還して迎えられる中村奨(左)。右は九里(撮影・堀内翔)
 6回、生還して迎えられる中村奨。右は佐々岡監督(撮影・堀内翔)
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 「巨人2-10広島」(19日、東京ドーム)

 広島は投打の歯車がかみ合い、大勝した。先発の九里は要所を締め9回6安打2失点で完投。リーグトップタイの5勝目を手にした。打線は六回に一挙9得点。中村奨が勝ち越し2点打、クロンが来日初の満塁弾を放った。試合後の佐々岡監督の一問一答は下記の通り。

 -六回は打者12人の猛攻だった。

 「チャンスで奨成(中村)がかえしてくれたのが大きかった。広輔(田中)もツーベース、とどめのクロンがね。こういうのを期待している中でね、あの一発が本当に大きかったなと」

 -九里はチームがピンチの中で気持ちの入った投球を見せた。

 「本当、こういう状況の中で、また、(捕手が)いつもと違う奨成というとこでもね。自分で引っ張りながら、九回まで投げてくれたのが大きい。チームを救ってくれたなと」

 -きょうはベンチ入りが24人だった。

 「いるメンバーでね、やっていくしかない。前を向いて一丸となって戦っていく」

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