松山、グリップ改良新相棒で打倒菅野、メッセ! 昨季無安打の2人攻略だ

 昨年の松山のバットのグリップ(左)と松山の新バットのグリップ
2枚

 広島・松山竜平外野手(33)が28日、宮崎県日南市内での先乗り自主トレで、新バットを導入したことを明かした。グリップエンドにかけてなだらかだった形状に角をつけ、ヘッドを走りやすくするのが目的。今季1試合1打点を目標に、昨季苦手とした巨人・菅野と阪神・メッセンジャー撃ちに意欲を燃やした。

 さらなる進化へ、松山が新たな相棒を導入した。長さや重さはこれまでと同じだが、これまでなだらかだったグリップエンドにかけての部分に角をつけた。「(手に)引っかかった方が、ヘッドが走りやすい。(開幕後の使用は)確定ではないけど、悪くない」と好感触を示した。

 昨季はプロ11年目で初めて規定打席に到達して打率・302、12本塁打、74打点。それでもバットを右腕でリードする中で「右が強すぎて、右だけ抜けちゃうことがあった」と左手だけで振ってしまう違和感もあった。それを解消することで、精度も高まる。「1日1打点。それぐらいの意識で」という目標達成にも近づく。

 今季は苦手撃ちも一つのテーマだ。昨季5打席以上立った中で無安打だったのが、阪神・メッセンジャーと巨人・菅野。「左右に振ってこられて、コントロールもいいから難しくやらされた」。攻略法の詳細は伏せたが「自分らしい打撃を考えて。イメージはある」と腕をぶした。

 春季キャンプは刻々と迫る。「今のこの時期はしっかりとした形でしっかりと振ることが大事」とし、「純粋に楽しみです」と声を弾ませた。今季も猛威を振るうべく、心と体を着々と整えていく。

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