石井コーチ 2戦連続完封負け「昨日のことを引きずった」

 「広島0-5巨人」(5日、マツダスタジアム)

 広島が、2年ぶりの2試合連続完封負けを喫した。菅野の前に六回まで3安打無得点。七回以降はマシソン、西村、カミネロのリレーに1安打に封じられた。緒方監督は「1点1点を(取る)、という攻撃をさせてもらえなかった」と振り返った。

 好投手攻略のため、ファーストストライクから積極的に仕掛けた。だが0-1の五回1死一、二塁で会沢が二ゴロ併殺打に倒れるなど、得点を奪うことはできなかった。田口と対戦した4日も完封負け。石井打撃コーチは「昨日のことを引きずったような気がした」と話した。

 18イニング連続無得点。それでもチームは誰一人として下を向くことはなかった。「長いシーズン、こういうことはある。逆にすっきりしたんじゃないかな」と石井コーチ。続けて「結果どうこうよりも、入り方は良かった。あとは結果なので。そこは、とやかく言うつもりはない」と力を込めた。

 首位快走の原動力は、リーグ最強を誇る攻撃陣だ。6日は連敗を止める。

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