広島カープ 今季初の連勝

力投する広島・大竹 寛=横浜(撮影・会津智海)
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 「DeNA2‐9広島」(9日、横浜)

 広島が2桁11安打で9点を奪い、大勝した。

 相手先発は、中日に在籍していた昨季、対戦打率・200と苦手にしていたソト。しかしゲーム開始から、襲いかかった。先頭の菊池が中前打を放つと、犠打と四球で1死一、二塁。ここでエルドレッドの中前適時打で先制した。この回は堂林の中前2点打などで、さらに3点を追加した。

 そして三回には、エルドレッド、栗原の連続三振の後に、打線が爆発。梵、堂林、大竹、菊池、丸と、5打数連続の長短打で5点を奪った。

 先発の大竹は八回途中まで投げて2失点で、今季初勝利。「最後まで投げたかったですね」と言いながらも、「シーズン1勝目というのは本当にうれしいものですね。マエケン(前田健)が1勝していたんで、僕も負けられないと思っていた。勝ててよかった。野手の方に感謝です」と笑った。

 広島は昨季、DeNAに16勝6敗2分けと大きく勝ち越した。その“お得意さま”を相手に完勝し、チームとして今季初の連勝をマークした。

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