中日・細川 サヨナラ押し出し四球選ぶ 八回には同点ソロ「何とかCS行けるように」3位DeNAと4・5差

 「中日5-4ヤクルト」(22日、バンテリンドーム)

 4-4の延長十回1死満塁。中日・細川は粘った末の8球目、低めの変化球を見送り四球を選ぶと、大歓声の中でバットを高々と突き上げた。八回の21号同点ソロを含めて2打点でサヨナラ勝ちに貢献。「三振だけはしたくなかった。最低限の仕事はできた」と安どの笑みを浮かべ、チームを5位に押し上げた。

 3-4の八回はフルカウントからの6球目、星の高め151キロを左中間テラス席へ突き刺した。「ああいう場面で一発が出てうれしい」。投手陣が2度のリードを守れず、バントミスや拙守もあって招いたシーソーゲーム。この回も簡単に2死となり重苦しい空気が漂っていたが、一振りでチームを救ってみせた。井上監督は「追い越されて落胆していたところでの一発は大きかった。今後も引っ張っていってほしい」と主砲を称えた。

 2試合連発と調子を上げてきたスラッガーは「何とかクライマックスシリーズ(CS)に行けるように、巻き返したい」と言葉に力を込めた。3位DeNAとは4・5ゲーム差。14年ぶりのCS進出を諦めないチームの中心に、背番号「55」はどっしりと座っている。

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