山梨学院・吉田監督 菰田欠場を一丸で乗り切ったナイン称賛 「空回りしている選手が愛おしく思えてきたら笑顔に」 その六回に勝ち越し
「選抜高校野球・2回戦、山梨学院3-1大垣日大」(26日、甲子園球場)
山梨学院が逆転で接戦を制し、昨夏に続き2季連続の8強進出を決めた。
22日の1回戦・長崎日大戦で左手首付近を骨折したプロ注目の二刀流・菰田陽生投手(3年)は欠場し、ベンチから大声を出し続けて仲間を鼓舞した。
打線は1点を追う六回、四球と安打で無死一、三塁の好機をつくると、3番・金子の中前適時打で同点。七回に3安打を集中して2点を勝ち越した。
試合後、吉田洸二監督は「五回までは普段見せないようなミスが続いて。なんとか菰田がいなくても、俺たちが頑張るんだという気持ちが空回りしてしまった」と劣勢時のベンチの雰囲気を振り返った。「でも六回以降は私自身もそういう仲間のために空回りする選手が愛おしく思えてきたら、急にこちらも笑顔になって。ベンチもそこからリズムが出てきたというゲームでした」と話した。
骨折の菰田を欠く中での8強入り。吉田監督は「きょうは少し選手も空回りしてたんですけど。次の試合は勝敗は気にせず、自分たちの力をしっかり出して。1試合でも多くここで野球をして、生徒の成長につながればと思っています」と準々決勝以降の戦いを見据えた。





