楽天の4番争い 早くもスタート 三木監督がゴング鳴らす「みんなが意識してやってくれたらうれしい」

 楽天の三木肇監督(48)が、4番争奪戦のゴングを鳴らした。今季は辰己が開幕4番を努めたが、結果的に浅村や新外国人のボイトら計10選手が座った。現状で固定できる主砲が不在だからこそ、指揮官は「4番争いをみんなが意識してやってくれたらうれしいけどね」とし、競争を促した。

 チームの本塁打数は6月に加入したボイトが13本でチームトップ。今季史上47人目の300本塁打を達成した実績十分の浅村が9本塁打で続き、夏場に22試合連続で4番を任された黒川は4本塁打だった。三木監督も「4番打者は長打があるボイトみたいな感じがイメージだけども、もしかしたらまた違った形で“4番目のバッター”みたいなのがチームにとっていいんだったら、それも一案」と柔軟に打順を組む方針を持つ。

 ボイトに加えて新外国人、さらには黒川や今季ケガに泣いたYG安田の名前を挙げつつ、「浅村も黙っていないと思う」とベテランの意地にも期待。激化した競争の中から4番の座に座るのは誰か-。巻き返しの鍵を握るだけに、どんどんハッパをかけていく。

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