「楽天０－１西武」（２０日、きたぎんボールパーク）

　楽天・三木監督が浅村の欠場について問われると「うーん、そうですね」と言って約３０秒間沈黙した。

　その後、「まず彼とは、昔からほかのチームから見ているところと、同じチームでさせてもらってることをすごく光栄ですし。野球人としても浅村という人としてもリスペクトしてます。本当に素晴らしい人格者で、今までもたくさんのことを乗り越えてきたと思う。そこはこれからも揺るぎない思いがあります」と話した。

　「それを前置きした話になるかもしれないが」とした上で「今シーズンは状態の悪い選手がいたら、ファームで調整したりとかしてる中で。うーん。連続試合出場ということは本当に簡単には言葉にできない、ものすごく素晴らしい記録ともちろん思っています。その中でですけど、これまでの２１年間のイーグルスとしてのチームとしていろんな方のご尽力で戦っている中、今後この球団が新しいステージで進んで行く、チャレンジしていく、トライしていく中で、今後も彼の力はこのチームにとって間違いなく必要だが、球団、ＧＭ含めて総合的に判断したというのが今僕が言えることですね」と説明した。

　通算２０００安打まであと２と迫っている浅村はこの日、今季初めてスタメン落ち。最後まで出番がなく、２０１５年８月８日・オリックス戦から続いていた歴代４位、パ・リーグ１位の連続試合出場記録が１３４６で止まった。

　三木監督は浅村の状態そのものについては「うーん。そうですね。今はそこの話よりも、今りょっと話させてもらったところで理解してもらえたらと思う」とし「もちろん、彼本来の状態はまだまだこれから上がってくると思うんで。明日からも変わらず、チームの力になってもらえることをもちろん信じている。また彼が野球に、仕事として向かっていく姿も、一緒に頑張れたらと思っているので。状態が上がるように、今話したところで、それ以上でも以下でもないので現状ですね」と話した。