侍J・井端監督 ダブルストッパー構想を示唆 最大6人から「柔軟に、出来を見て」2月合宿で適正見極めへ
野球日本代表・侍ジャパンの井端弘和監督(50)が26日、都内のホテルで来年3月に開催される第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に向け、国内外のメンバー8人を先行発表した。米大リーグ・ドジャースの大谷翔平選手(31)を筆頭に、エンゼルスの菊池雄星投手(34)も人生初の代表選出。岩手・花巻東の生んだビッグスターが、日の丸を背負って初競演する。
井端監督はWBC本戦のリリーフ起用に、最大6人の候補から柔軟に起用する方針を明かした。今回、発表された8選手のうち今季パ・リーグのセーブ王に輝いた平良や、経験豊富な大勢、世界記録を更新する50試合連続無失点の石井が筆頭候補になる。
ここに今季セ・リーグのセーブ王・松山や、リーグ最多46ホールドの及川、24年のプレミア12で6試合連続無失点の藤平を候補に、残りの1か2枠を争う構図になる。
1次ラウンドは6日の初戦・台湾戦から韓国戦、豪州戦といきなり3連戦になる。井端監督は「いきなり3連投はない。経験している選手がいるというところでは、うまく回せるのかなと思う」とダブルストッパーとなる可能性も示唆。「柔軟に、出来を見て決めようかなと思う」とし、2月の合宿から適性を見て判断する。





