広島ドラ6・西川 小園以来1軍C高卒ルーキー抜てき「結果で応える」 坂倉からのプレゼントにニッコニコ

走塁練習する西川(撮影・北村雅宏)
紅白戦の5回、空振り三振に倒れる
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 「広島紅白戦、白組7-0紅組」(11日、天福球場)

 広島のドラフト6位・西川篤夢内野手(18)=神村学園伊賀=が、14日から沖縄市で行われる1軍2次キャンプに帯同することが決まった。11日、新井貴浩監督(49)が練習後に明かした。西川は8日から1軍に合流し、紅白戦でも結果を残した。広島の高卒新人が沖縄キャンプに帯同するのは2019年の小園海斗以来。南国でも持ち味の積極性を貫き、猛アピールをする決意だ。

 18歳がつかみ取った。今春を2軍で迎えた西川が、沖縄行きの切符をゲットだ。紅白戦などでの猛アピールが実り、1軍に昇格。球団の高卒新人が沖縄キャンプに帯同するのは19年の小園以来となる。ルーキーは「うれしい気持ちと、呼んでいただいたからには結果で応えないといけない」と強い決意をにじませた。

 8日から1軍練習に合流。高卒新人の参加は異例だった。打撃練習中には新井監督から約15分にわたって熱視線を送られる場面もあった。走攻守三拍子そろった大型内野手に、首脳陣は引きつけられた。10日の紅白戦でいきなり2安打1打点。この日の紅白戦でも安打こそ記録できなかったが、鋭いスイングを披露した。守備では遊撃と三塁を守り、堅実なプレーが光った。

 将来性豊かで、スケールも大きい。新井監督は「当初は1軍に、とは思っていなかったけど、想定外に良いものを見せてくれた。いろいろ勉強してもらいたい」と期待を寄せた。WBC日本代表の合宿に参加するため不在となる小園の“枠”を使い、1軍で英才教育を施す狙いもある。

 飽くなき向上心が西川を支えている。矢野や小園を質問攻め。矢野からは守備の極意を学んだ。「打者が打つ前に、どう動いたら良いかを教えてもらった。今まで捕れなかった打球が捕れるようになった」。守備範囲を広くすることが課題でもある。細かい動き一つ一つに意味があると知れたことは、大きな収穫だった。

 さらに見たり、聞いたりして学んだことを全て吸収するため、毎晩欠かさず「野球ノート」に書き込む。「他の選手より早く1軍を経験させていただけたのは、すごくうれしい。この経験を自分のものにして、どんどん(1軍との)差を縮めていきたい」。ストイックな姿勢が、短期間での成長曲線を伸ばしている。

 初々しさもある。紅白戦前には坂倉から打撃グローブ2組をプレゼントされた。「宝物です。破れるまで使おうと思っています」。白い歯がこぼれた。

 沖縄では対外試合が始まる。何より貫くのは、持ち味の積極性だ。「ガムシャラにやることは忘れずに」。西川は前を向いて力を込めた。成功も失敗も、全てを成長の糧として、その進化をさらに加速させる。

 【西川アラカルト】

 ◆生まれ 2007年12月28日生まれ。18歳。三重県伊賀市出身

 ◆サイズ 184センチ、77キロ

 ◆投打 右投げ左打ち、内野手

 ◆球歴 小学3年から軟式の緑ルーキーズで野球を始め、小学5年から硬式の稲沢中央ボーイズに所属。緑ケ丘中では大阪箕面ボーイズでプレーした。神村学園伊賀では2年秋から内野と投手を兼任。最速145キロを計測するなど、二刀流の活躍を見せるも、プロでは野手一本で勝負

 ◆50メートル走 5秒9

 ◆遠投 110メートル

 ◆趣味 サウナ、洋服鑑賞(木村拓哉、浜田雅功らのファッションを参考)

 ◆好きな食べ物 炭火焼き鳥(好物はもものタレ)

 ◆好きな芸能人 千鳥、霜降り明星の粗品

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