NPBルール変更も2巡目指名なし 現役ドラフト自体は40分で終了
移籍のさらなる活性化を目指してルール変更があった現役ドラフトも、2巡目指名はなかった。日本野球機構(NPB)の保科求己法規室長は9日、「どんどん改善するべきところがあるかもしれない。今後の話し合いです」と総括した。
過去3年で1例しかない2巡目指名に対して、今年は獲得意思がなくても、選手を他球団へ移籍させる目的で参加することを可能とするルールへ変更。参加球団の有無について保科室長は「コメントを控えさせていただきます」と明言はしなかったが、結果的に2巡目の選手獲得はゼロだった。
ルール変更による混乱はなく、現役ドラフト自体は約40分で終了。今後へ向けて「ルールだけで大きく変わるか分からないが、2巡目がなかったという結果は望んでいなかった。それぞれの球団と協議していくことになる」と説明した。




