楽天・ドラ6九谷「仙台で矢場とんの名広げたい」大学卒業後3年プレー 看板メニュー「わらじとんかつ」が好物
楽天からドラフト6位指名を受けた九谷瑠投手(25)=王子=が28日、愛知県春日井市内で指名あいさつを受けた。緊張と安堵(あんど)の表情が混ざり合う中、「年齢も年齢なので、1年目から一日でも早く活躍できるように準備していきたい」と決意。異色の経歴を持つオールドルーキーが第一歩を踏み出した。
夢まで導いたのは努力だった。大阪大谷大を卒業後はクラブチーム「矢場とんブースターズ」で3年間プレー。「みそかつ」の名店が運営するチームで、午前に練習、午後からはホールスタッフとして働いた。「仕事メインでやっていたので、そこが一番苦しかった」と限られた時間での練習だったが、「店はいつも行列。いい経験」と笑う。約22センチの看板メニュー「わらじとんかつ」が好物で、「仙台で矢場とんの名前を広げたい」と新たな使命もできた。
昨オフに王子に移籍してからは才能が開花。体作りにも取り組み、「もともとカットボールは投げていない球だったけど、考え方を教えてもらった」と変化球にも幅が出た。機は熟した。タフさが武器の苦労人が、楽天の強力ブルペン陣に加わっていく。





