死闘続きの楽天 3戦連続延長戦で総時間14時間08分 執念ドローも三木監督は収穫と反省に鋭い視線向ける

 「ヤクルト4-4楽天」(17日、神宮球場)

 3試合連続の延長戦になった楽天は、投手陣が踏ん張って執念のドロー。パ・リーグ“一人負け”を何とか阻止した。

 先発のヤフーレが5回7安打4失点と序盤から打ち込まれ、六回から継投に突入。1点を追う七回には新外国人のゴンザレスが犠飛を放って追いつくなど3打点と気を吐いたが、終盤に勝ち越すことはできなかった。

 楽天は14日の阪神戦で延長十回の5時間10分という死闘を戦い抜け、15日の同戦では延長十二回の4時間24分の激闘を勝ちきった。またこの日は3試合連続の延長戦となり、4時間34分を戦ったが、球団初の延長3試合連続勝利には届かなかった。

 試合後の三木監督は「接戦ができていることは評価できる」とうなずきながらも、「ただそこで今日もこうやって応援してくださっているたくさんのイーグルスファンの方に勝ちを届けられないのはすごく申し訳ない」と続けた。

 積み重なる疲労に、この日は猛暑日ということもある。試合前練習から時間の使い方を工夫しながら行ったが、三木監督は「練習でもっとやらなあかんことがいっぱいある。今日も見えないミスもいっぱいあるので」とミスから目を背けずに、次戦を見据えていた。

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