松井秀喜氏 長嶋さんの自宅を弔問「今にも目を開けそうなくらい意思のあるように感じた」一問一答

 元巨人の松井秀喜氏(50)が4日、肺炎のため3日に89歳で死去した巨人・長嶋茂雄終身名誉監督をしのんだ。米国から緊急帰国し、早朝に長嶋さんの自宅を弔問した。巨人時代に最強の師弟コンビを組んだ恩師との別れを惜しみ、生前の約束を果たすと誓った。

 以下、松井秀喜氏との一問一答。

  ◇  ◇

 -訃報に接して。

 「ショックでしたね、やっぱり」

 -対面して。

 「今にも目を開けそうなくらい意思のあるように感じた」

 -弔問で伝えたのは。

 「一番は感謝。監督との出会い、縁がなければ、松井秀喜という野球選手は全く違う野球人生を送ったと思う。ありがとうございましたと伝えた」

 -どのような存在か。

 「一言で言い表すのはちょっと難しいかな。私からしたら、たくさんの顔を持つ方」

 -師弟の思い出は。

 「やっぱり素振り。素振りで会話したというか。素振りを通じて、野球選手としての大事な部分を授けてくださった」

 -多くの時間を共有。

 「いろんな時間を過ごして、本当に私は幸せ者だと思う」

 -今後、長嶋さんの思いをどう受け継ぐか。

 「生前、約束したこともある。今はお話しすることはできないけど、その約束を果たしたいなと思う」

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