巨人勢が月間MVPダブル受賞 セ新記録の山崎&4番・岡本 パは西武・隅田&オリックス・太田

 セ、パ両リーグは9日、「3、4月度大樹生命月間MVP賞」を発表し、セは投打とも巨人勢で山崎伊織投手(26)、岡本和真内野手(28)が選出された。パの投手は西武の隅田知一郎投手(25)、打者はオリックスの太田椋内野手(24)が選ばれた。山崎は2023年7月以来2度目、岡本は昨年9、10月以来4度目。隅田と太田はともに初受賞となった。

 山崎は5試合で計35回を投げて失点がなく、4勝0敗、32奪三振。開幕からの連続イニング無失点のリーグ記録を更新した。岡本は27試合に出場し開幕から12試合連続で安打を放って打率・304、いずれもリーグ2位の7本塁打、23打点を残した。

 隅田は4試合に投げ4勝0敗、防御率0・58。太田は27試合でリーグトップの44安打を放ち打率・411、4本塁打、18打点だった。

 巨人・山崎「前よりもいい数字で取れてうれしい。シーズンが終わるまで精いっぱい頑張りたい」

 巨人・岡本「月間MVPはなかなか難しいと思っている。選んでいただけて良かった」

 西武・隅田「はっきりしたボールが少なかった。ストライクゾーンで勝負していくのがより大事だと感じた。僕だけの力で取れた賞ではない。チームのみんなに感謝したい」

 オリックス・太田「いい感覚が続いてくれた。(4月の)後半ぐらいから取れるかなと思い、ちょっと意識していた。けがなく、一年通して1軍で活躍できるように頑張りたい」

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