ロッテ・ボス「日本の野球をしっかり体験」入団会見で目標は「25試合登板して10勝」メジャーのオファー断ってロッテ入り

 入団会見で吉井監督(左)と握手を交わす新外国人ボス(撮影・開出牧)
 入団会見で笑顔を見せる新外国人ボス(撮影・開出牧)
 入団会見でガッツポーズを決める新外国人ボス(撮影・開出牧)
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 ロッテのオースティン・ボス投手(32)が6日、ZOZOマリンスタジアムで入団会見を行った。メジャー通算17勝右腕は「故障なく1年間過ごすのが最大の目標だと思いますし、25試合に登板して10勝。難しいとは思いますけれども、それをクリアできるようにしたい」と抱負を述べた。

 すでに2月末に合流。2日の韓国ロッテとの練習試合では2回完全投球を披露している。「カーブ、スイーパーが僕の最大の武器だと思います」と明かし、「今はスプリットを習得しようと。日本のコーチから学ぼうという気持ち」と話した。

 昨季はマリナーズで68試合に登板するなど、ここ2年間はリリーフとしてプレー。メジャーからのオファーもあったが、「先発でシーズンを送れるチームが最優先だと考えてましたので、マリーンズがその機会を与えていただいたので非常に感謝してます」とロッテ入りに至った経緯を明かした。

 吉井監督も「こちらも先発できるという風に判断しているので、先発ピッチャーとして頑張ってもらいたいと思います」とローテーション入りを期待。ボスは「僕自身で日本は初めてなので、1日1日の学びを通して、日本の野球をしっかり体験していけるっていうことが大切じゃないかなと思います」と日本に馴染んで活躍に繋げる思いだ。

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