今秋ドラ1候補の関大・金丸3安打完封 8球団スカウト集結 ヤクルト・小川GM「スピードもコントロールも申し分ない」

 「関西学生野球、関大1-0立命大」(20日、ほっともっとフィールド神戸)

 1回戦2試合が行われ、関大が立命大に1-0で勝利した。今秋ドラフト1位候補の最速154キロ左腕・金丸夢斗投手(4年・神港橘)が先発し、9回3安打無失点の完封で今春リーグ戦初勝利。近大と同大は延長12回の末、1-1の引き分けに終わった。

 金丸は抑えて当然と言わんばかりに淡々と腕を振った。この日最速149キロの直球にスプリット、スライダーなど多彩な変化球で相手を翻弄(ほんろう)。失点する気配は全くなかった。

 「長いイニングを投げるために体力も温存しながらのピッチングができました」。三回先頭から四回1死まで4者連続三振と圧巻の投球。1点リードの九回は2死三塁の危機を招くも、最後は見逃しで10個目の三振を奪い、リーグ通算20勝目を手にした。

 8球団17人のスカウトが集結し、阪神は岡本スカウト、熊野スカウトら5人態勢で視察。ヤクルト・小川GMは「スピードもコントロールも申し分ない」と絶賛した。

 6日・京大戦では完投しながらも黒星を喫し、連勝記録が「18」でストップした左腕。再出発となったマウンドで圧倒的な実力を誇示した。

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