ロッテ・佐々木朗希 魔球さらに進化!フォークが松川「真っすぐ落ちた」 初対外試合で初球いきなり154キロ!1回0封

 「練習試合、ロッテ8-1韓国ロッテ」(25日、糸満市西崎総合運動公園野球場)

 ロッテ・佐々木朗希投手(22)が、今季対外試合初先発。1回を1安打無失点とし、「まずはケガなく投げられて良かった。特にテーマを持つことなく、自然体で投げてどういった課題が出るかを感じたいと思って投げた」と冷静に振り返った。

 初回、先頭打者に初球でいきなりこの日最速154キロを計測。カウント2-2まで追い込むと、最後は138キロのフォークで空振り三振に斬った。続く打者には直球を左翼線二塁打とされたが、後続は三邪飛、遊ゴロ。直球とフォークのみの配球で抑え「フォークはいいところにいい形で決まった」とうなずいた。

 昨春キャンプで野茂英雄氏にも教わったフォーク。進化は止まっていない。佐々木の球を受けた松川は「フォースラ気味だったんですけど、真っすぐに落ちた」。昨季まではスライダー気味に横変化があったが、今年は真っすぐの軌道で縦にストンと落ちる。さらに落差が付いた魔球で翻弄(ほんろう)する。

 次回登板は3月3日の練習試合・西武戦(春野)。2イニングを予定しているといい「今日出た課題を洗い出して、アプローチしていきたい。対戦する打者も増えると思うので、やりたいことを確認しながらやりたい」。このまま順調にいけば、開幕3戦目の3月31日・日本ハム戦(ゾゾ)での今季初先発が濃厚。開幕まであと1カ月。“サンデー朗希”が打者をねじ伏せる。

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