【ドラフト注目選手】注目の大阪桐蔭・前田 最速148キロチェンジアップも一級品 U18W杯でV貢献
23年度ドラフト候補の中で注目の選手を4回にわたって紹介する。第3回は高校生編。U18W杯で初の世界一に輝いた世代には多くの好選手がそろっている。投手では大阪桐蔭の前田悠伍投手(3年)や霞ケ浦の木村優人投手(3年)の評価が高い。野手は広陵の真鍋慧内野手(3年)や仙台育英の山田脩也内野手(3年)、上田西の横山聖哉内野手(3年)の注目度が高い。
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世代No.1投手の呼び声高い大阪桐蔭の前田は、投手として必要な能力を全て兼ね備えている。最速148キロのキレのある直球に加え、チェンジアップも一級品。けん制やフィールディングもうまく抜け目なし。今夏はここに大きな経験も加わった。
夏の大阪大会決勝では3失点で完投するもチームは敗れ、涙を流した。それでも「悔しい気持ちもあったが、このままでは前に進めない」と練習を続け、W杯のU18日本代表にエースとして選出された。
「背番号18」を背負った大会で、その名を世界にとどろかせる。1次リーグは米国、2次リーグでは韓国、決勝では台湾と全て強豪相手に先発。決勝では7回1失点で完投するなど大会通じて計16回2/3を投げ、わずか1失点。「アメリカ、韓国、台湾と戦えて勉強になった」と日本の初優勝に大きく貢献し、帰国した。
世界一の称号を手にしても「ピッチングの緩急、真っすぐをより早く見せるところをもっと伸ばしたい」とさらなる成長を誓った左腕。近づく運命の日へは「子供の頃から夢見た場所へ挑戦できるということでまずはスタートラインに立てた。わくわくした気持ちが大きい」と希望を抱き、その時を待つ。
◆前田 悠伍(まえだ・ゆうご)2005年8月4日生まれ、18歳。滋賀県長浜市出身。180センチ、80キロ。左投げ左打ち、投手。小学2年から高月野球スポーツ少年団で野球を始め、6年時にはオリックスジュニアに選出。高月中時代は湖北ボーイズでプレー。1年時にはカル・リプケン12歳以下世界少年野球日本代表で世界一を経験。大阪桐蔭では1年秋からベンチ入り。





