ロッテ 大下誠一郎が2年ぶりとなる移籍後初アーチ 阪神・大竹との現役ドラフト対決
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「阪神-ロッテ」(3日、甲子園球場)
ロッテ・大下誠一郎内野手が、甲子園の夜空に移籍後初アーチをかけた。
0-3の七回だった。1死から佐藤都が右前打で出塁し、続く種市の代打で大下が打席へ送られた。カウント0-2と追い込まれながらも、両リーグトップタイの6勝を挙げている阪神先発・大竹の141キロ直球を強振。打球は飛距離を伸ばし、左翼ポール際への2ランに。オリックスからの移籍後初本塁打とした。ベンチではチームメートから頭をたたかれ、手荒い祝福を受け大喜びだった。
大下の本塁打はオリックス時代の2021年9月7日・ロッテ戦(ほっともっと神戸)以来、約2年ぶりとなった。「(白鷗大の)先輩の(阪神の)大山さんが打ったので、刺激を受けて負けられないなと思い打ちました」と意地の一発で点差を縮めた。
現役ドラフト選手で本塁打を放ったのは、巨人・オコエ、中日・細川、西武・陽川に続いて4人目となった。