阪神・ドラ1森下“朗希撃ち”へ気合 「あの速球を打てたら自信になる」「一番いい投手」

 練習中、満面の笑顔を見せる森下(撮影・高部洋祐)
 ダッシュする森下(撮影・北村雅宏)
 打撃練習で快音を響かせる森下(撮影・北村雅宏)
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 「阪神(降雨中止)ロッテ」(2日、甲子園球場)

 阪神ドラフト1位・森下翔太外野手(22)=中大=が2日、“令和の怪物撃ち”へ気合を込めた。4日・ロッテ戦(甲子園)に佐々木朗が先発予定で、「一番いい投手じゃないですかね。年も近いので対戦してみたい。あの速球を打てたら自信になると思います」。1学年違いだが高校時代に対戦はなく、初めて相対する完全試合右腕をロックオンした。

 狙うは最速165キロを誇る直球だ。「ガン表示であれ以上、速い投手はいないと思うので、打ってみたいなと思います」。未知のスピードに恐れを抱くどころか、闘争心がかきたてられる。

 1日・西武戦(ベルーナ)で4月4日・広島戦(マツダ)以来のマルチ安打をマーク。指揮官からスタメン起用を示唆されていた2日のロッテ戦は雨天中止となったが、「きょうもいい練習ができたので、昨日意識したことだったりを、よりバッティングにつなげられたら」と有意義な時間を過ごした。

 この日、オールスターのファン投票中間発表で外野部門4位に浮上。出場圏内へあと一歩となった。「うれしいですね。いずれは出たいので、もっともっと頑張って出られるような選手になりたい」。朗希攻略で野球ファンの心をくすぐって、初球宴への近道とする。

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