滝川二が八回コールド勝ちで初戦突破 夏の甲子園でダルビッシュと投げ合った服部新監督が初采配初勝利
「春季高校野球兵庫大会・1回戦、滝川二10-3上郡」(16日、G7スタジアム神戸)
滝川二が八回コールド勝ちで初戦を突破。平安(現龍谷大平安=京都)で選手として春、夏計2度の甲子園大会に出場した服部大輔監督(36)が初采配初勝利を手にした。
試合は上郡が二回に先制点を奪うと、三回にも1点を追加して主導権を握った。滝川二は、2点を追う四回に相手の失策などもあり同点。五回には4点を奪い、試合をひっくり返し、流れを引き寄せた。
試合後、服部新監督は「緊張しました。試合はまだ、徹底ごとができていないので、苦しい展開になってしまったかなと思います。先制したかったんですけど、できなかったので、ちょっと焦りました」と振り返った。
服部監督は4月1日付で同校に着任。現役時代の平安では、2003年春の選抜大会で8強入りに貢献し、同年夏の全国選手権では3回戦で、東北(宮城)のダルビッシュ有(現パドレス)と投げ合い、延長十一回の末に敗れた。卒業後は日大、日立製作所でプレー。現役引退後は、母校のコーチなどを務めていた。





