来年のドラフト候補に挙がる国学院大の最速１４９キロ左腕・武内夏暉投手（３年・八幡南）が２２日、横浜市内の同大学グラウンドで取材に応じ、プロ志望を明言した。

　今秋は４勝０敗、防御率０・６８でリーグ優勝に貢献。自身は最高殊勲選手に選ばれ、「今までの野球人生の中で１番輝けた」と充実のシーズンを過ごした。１１月に行われた明治神宮大会では準優勝。ただ、頂点には立てず「来年は日本一に導けるように頑張りたい」と雪辱を誓う。

　リーグ連覇がかかる来季は「先発した試合は負けない投手を目標にやっていきたい」と左腕。「プロに行くためにはこの１年が勝負になる。今まで以上の成績を残すのも大事だけど、人間的にも成長したい」と力を込めた。