U18日本、10点爆勝 浅野2得点!4連笑で2次L進出 安打数、得点数トップ
「U18W杯・1次リーグ、日本10-0オーストラリア」(12日、ブラデントン)
1次リーグB組の日本はオーストラリアに10-0で五回コールドゲーム勝ちし、4戦4勝で2次リーグ進出を決めた。日本は浅野翔吾外野手(3年・高松商)が2安打2得点と打線をけん引。今大会で打率・583をマークし、安打数、得点数でトップに立つなど、頼もしいトップバッターに馬淵史郎監督(66)も目を細めた。
米国でも浅野の勢いが止まらない。馬淵監督が「浅野がヒットで出てかき回すような展開になると、今の日本のチームは勢いづく」と絶対的信頼を置く不動の1番打者。雨の影響により開始が1時間遅れたが、初回から攻め立てた。
いきなり左前打で出塁すると、2番・黒田の投犠打で一気に三塁まで激走。足でかき回して一塁手の悪送球を誘い、先制のホームを踏んだ。
3点リードの二回には無死一塁から四球を選びチャンスを拡大。1点を追加し、なおも無死二、三塁で3番・松尾の中越え2点二塁打で生還した。この回2度目の打席では、2死一、二塁で左前適時打を放ち1打点をマーク。流れをつなぎ、日本はこの回一挙7得点を奪った。
文句なしの仕事っぷりだ。ここまでの4試合で打率・583と躍動し、7安打、6得点、1本塁打は今大会の参加選手で最多タイ。メキシコ戦ではチーム1号で高校通算68号目となるソロ本塁打を放った。この日、木製バットの使い方について助言を送っていた松尾が2打点を挙げるなど、名実ともに打線の核となっている。
開幕から4連勝で2次リーグ進出が決定。日本にとっての1次リーグ最終戦は前回覇者の台湾と対戦する。頼れるリードオフマンが仕事を果たし、全勝での突破を目指す。





