U18W杯初戦を快勝 今秋ドラフト候補の浅野は3打数2安打2打点2得点と大活躍
「U18W杯・オープニングラウンド、日本6-0イタリア」(10日、エド・スミス)
侍ジャパン高校代表が初戦のイタリア戦を完封リレーで快勝した。
試合は降雨の影響で約1時間遅れて開始。先制点は日本が奪った。初回、先頭の浅野(高松商)が左翼線を破る二塁打で出塁。1死三塁からは3番・松尾(大阪桐蔭)が右翼へ犠飛を放ち、先制した。
1点リードの二回には猛攻を見せた。1死から四球と2本の安打などで満塁の好機を作り、1番・浅野が打席へ。右腕が投じた変化球に体勢を崩されながらも左前へ運び、2点適時打となった。その後も押し出し四球や6番・黒田(九州国際大付)の適時内野安打などで、この回打者11人計5得点を奪い大きくリードを広げた。
投げては先発の生盛(興南)が3回を投げて2安打無失点と好投。2番手・川原(大阪桐蔭)は登板途中で約1時間の降雨中断があるなど厳しい状況だったが、3回を投げて1安打無失点4奪三振と力強い投球で流れを渡さなかった。七回には、捕手&投手の二刀流の野田(九州国際大付)が登場。1イニングを3人で抑えて試合を締めた。
日本代表のスタメンは以下の通り。
1番・左翼 浅野翔吾(高松商)
2番・三塁 赤堀颯(聖光学院)
3番・捕手 松尾汐恩(大阪桐蔭)
4番・DH 内海優太(広陵)
5番・中堅 海老根優大(大阪桐蔭)
6番・右翼 黒田義信(九州国際大付)
7番・一塁 伊藤櫂人(大阪桐蔭)
8番・遊撃 光弘帆高(履正社)
9番・二塁 藤森康淳(天理)
投手 生盛亜勇太(興南)


