「Ｕ１８Ｗ杯・１次リーグ、日本４－１メキシコ」（１０日、ブラデントン）

　日本はメキシコに勝利した。

　機動力を生かして序盤から主導権を握った。初回、２死から３番・松尾（大阪桐蔭）が右前打で出塁すると、すぐさま二盗。捕手の送球エラーで三塁まで進んだ。４番・内海（広陵）が四球を選び２死一、三塁とすると、５番・海老根（大阪桐蔭）の内野安打で１点を先制。さらに２死満塁で７番・伊藤（大阪桐蔭）が右中間への適時打を放ち、２点を追加した。３－０の五回には先頭の浅野（高松商）が今大会チーム第１号となるソロ本塁打を左翼スタンドにたたき込み、４－０とリードを広げた。

　投げては先発の香西（九州国際大付）が４回１安打無失点と好投。２番手の宮原（海星）が五回に２死から連打で１点を失ったが、最少失点で切り抜けた。

　日本代表のスタメンは以下の通り。

　１番・左翼　浅野翔吾（高松商）

　２番・三塁　渡部海（智弁和歌山）

　３番・捕手　松尾汐恩（大阪桐蔭）

　４番・ＤＨ　内海優太（広陵）

　５番・中堅　海老根優大（大阪桐蔭）

　６番・右翼　黒田義信（九州国際大付）

　７番・一塁　伊藤櫂人（大阪桐蔭）

　８番・遊撃　光弘帆高（履正社）

　９番・二塁　藤森康淳（天理）

　　　　投手　香西一希（九州国際大付）