夏の甲子園 第7日の見どころ 山田擁する近江VS強力打線の鶴岡東
第104回全国高校野球選手権は12日、大会第7日を迎える。各試合の見どころを紹介する。
【第1試合】明豊(大分)-一関学院(岩手)
明豊は初戦で12安打を放つなど打線が好調。投手陣は継投でつないでいく。一関学院は一回戦で今秋ドラフト候補に挙がる京都国際・森下瑠大投手(3年)から4得点を奪い、延長11回サヨナラ勝ちと勢いに乗る。
【第2試合】八戸学院光星(青森)-愛工大名電(愛知)
八戸学院光星は継投でゼロに抑え、守備からリズムを作る。4番・野呂洋翔内野手(3年)は初戦の創始学園戦(岡山)で2本の適時打を放つなど好調だ。愛工大名電は初戦で加藤蓮外野手(3年)と美濃十飛外野手(3年)がともに4安打と大活躍。投手陣は継投でかわしていく。
【第3試合】鶴岡東(山形)-近江(滋賀)
鶴岡東は初戦で今大会第1号、第2号を放った土屋奏人捕手(3年)に注目。チームは初戦で3本塁打を含む12安打12得点と強力打線を誇る。近江は今秋ドラフト候補の山田陽翔投手(3年)が投打の軸。初戦では先制点を許しながらも毎回の13奪三振で8回4安打2失点(自責点1)、打っては4打数2安打1打点と初戦突破に貢献した。
【第4試合】海星(長崎)-天理(奈良)
海生はエース・宮原明弥投手(3年)が中心。初戦では日本文理(新潟)相手に8安打を浴びながらも9奪三振で完封した。天理は遊撃手の戸井零士内野手(3年)が今秋ドラフト候補。好投手が相手となるが、バットでけん引する。