昨夏8強の明徳義塾、初戦で姿消す 馬淵監督「香西投手に翻弄された」
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「全国高校野球選手権・2回戦、九州国際大付2-1明徳義塾」(11日、甲子園球場)
昨夏8強の明徳義塾が初戦で散った。三回に1点を先制したが、得点はこれだけ。5安打に抑えられ、甲子園通算54勝の馬淵史郎監督も仕掛けどころがなかった。
試合後には元プロ野球選手でスカウトも務め、交流のあった九州国際大付の楠城徹監督から「日本を代表する監督と一度対戦したいと思っていた」と声を掛けられた名将。お立ち台では「うーん」と深いため息をつき「香西投手に緩急をうまく使われた。なかなか自分たちの打撃ができなかった。香西君の微妙に動くボールに翻弄(ほんろう)された打撃になってしまった」と言葉をつないだ。