鶴岡東・土屋、記念2発 夏聖地1700号 31年ぶり大会1&2号

 「全国高校野球選手権・1回戦、鶴岡東12-7盈進」(7日、甲子園球場)

 浜風に乗せて2本のアーチを描いた。鶴岡東(山形)の土屋奏人捕手(3年)が今大会初アーチ&夏の甲子園球場で通算1700号を含む1試合2発の大暴れ。同一選手が大会1、2号を放ったのは91年の明徳義塾・津川(現NPB審判員)以来で、31年ぶりの快挙だ。

 4点リードの二回1死三塁から左翼へ2ラン。3点リードの七回1死では「ピッチャーを助けたい」と低めのボールをすくい上げた打球は風に乗り、左翼フェンスを越えた。

 「リラックスして打席に入れた。びっくりしてます」と自身の活躍に驚きを隠せなかった土屋。親元を離れ、山形で野球の技術を磨いてきた。「ホームランボールは家族に渡したい」。故郷の長野で待つ両親へ、最高のプレゼントを贈った。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス