あ~巨人、満塁弾地獄 “魔の四回”鍬原が堂林に被弾 72年ぶりの同一カード3戦連続満弾許す

 「巨人-広島」(17日、東京ドーム)

 巨人・高橋優貴投手が先発したが四回途中でマウンドを降りた。

 1-4と3点差に迫られて、1死二塁から長野、小園に連続四球を与えて満塁とされ、続く磯村には押し出し四球で2失点目。5四球と制球が乱れた左腕に対し、我慢も限界に達したようで、険しい表情の原監督がベンチを出て降板を告げた。

 だが2番手の鍬原が代打・堂林に左翼席に満塁本塁打を浴びてあっという間に4-6と逆転された。チームはこれで15日の磯村、16日の長野に続いて3戦連続で満塁本塁打を被弾。“魔の四回”となってしまった。

 3試合連続満塁弾はNPBタイ記録。同一カードでの3連続満塁弾は1950年に中日が広島3連戦で記録して以来、72年ぶり。

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