ヤクルト・山田 並木に熱血走塁指導「もう一工夫ほしい」
「ヤクルト春季キャンプ」(21日、浦添)
ヤクルトの山田哲人内野手(29)が“鬼軍曹”と化した。50メートル走5秒32の快足を誇る並木に約20分間の熱血走塁指導。「貪欲にもっと興味を持ってほしい」と思いを込め、自身も30盗塁の目標を掲げた。
何度も実演しながら、細かな動きを伝授した。指導は大きく分けて(1)帰塁(2)タイミングの計り方(3)自身の体勢の3点。山田は「チームにもすごく必要な選手。自分の持っている技術や考えっていうのを少しでも伝えられたら」と振り返った。
盗塁王に3度輝いた実績を誇るミスタートリプルスリー。自身も15年に走塁への興味を持ち、周囲の助言もあって才能が一気に開花した。だからこそ並木には「一生懸命やっているのは分かるんですけど、もう一工夫ほしい」と厳しい言葉で成長を願った。
主将として背中で見せていく2年目。「去年、一昨年と走れてないので、今年は貪欲に勝つことを意識しながら走ります」。30盗塁に向け、準備を進めていく。





