ロッテが小窪哲也、南昌輝の現役引退を発表 小窪はカープにも感謝「幸せな野球人生」

 ロッテは29日、小窪哲也内野手(36)、南昌輝投手(32)が今季限りで現役引退すると発表した。

 今季途中に加入した小窪は感謝の思いを示し、「いろいろな人に支えられて、ここまで来ることができました。カープでの優勝、熊本での日々、マリーンズに入団してここまでの事、いろいろ思い出されます。特にこの一年は激動の一年でした」などとコメントした。

 13年プレーした広島を自由契約になり、現役続行の道を模索。九州アジアリーグ・火の国サラマンダーズ(熊本)でのプレーを経てロッテ入りした。「カープファンの皆様、そして千葉ロッテマリーンズファンの皆様、本当にありがとうございました。皆様の支えがあり、幸せな野球人生を送ることができました」と、両球団に感謝した。

 小窪は07年度大学生・社会人ドラフト3位で広島入団。今季途中からロッテでプレーし、9月9日のオリックス戦では移籍後初安打本塁打を放った。通算712試合の出場で打率・257、19本塁打、155打点だった。

 南は10年度ドラフト2位でロッテ入り。通算189試合に登板し、11勝8敗、防御率3・59だった。18年はセットアッパーとして活躍したが、シーズン中に特定疾患の黄色靱帯骨化症に罹患していることが判明し、手術を受けた。19年に4試合、20年に6試合に登板したが、今季は登板がなかった。

 南は球団やファンに感謝し、「病気になっても出来るというところを、もっと見せたかったのですが、思うような結果を出すことができず、申し訳ありません。一番の思い出は手術後、一軍復帰のマウンドとなった2019年8月15日の東京ドームでの日本ハム戦。マウンドに向かう際のファンの皆様の声援が本当に嬉しく、今もしっかりと胸に残っています。そして最後に、ここまで支えてくれた家族に感謝の気持ちを伝えさせてください。これからは僕がしっかりと支えてあげられる存在になりたいと思います」などとコメントした。

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