原巨人 打線に覇気なく連敗 名古屋→岐阜→大阪の長期ロード黒星スタート

 「中日4-1巨人」(27日、バンテリンドーム)

 巨人は自慢の打線に覇気がなかった。大野雄を攻略できず連敗。得点は岡本和の32号ソロのみだ。つながりを欠く攻撃陣に原監督は「仕切り直しですよ、これからね」と前を向いた。

 リフレッシュの意味も込めて、調子が下降気味の丸を1番に起用したが3打数無安打と機能せず。1番はここ6試合で5人が入れ替わっており、固定できないのが現状だ。

 頼みの先発投手もミスから崩れた。山口は初回、先頭の京田を一ゴロに仕留めたが、ベースカバーに入った際に送球をお手玉。安打と四球で無死満塁のピンチを招き、ビシエドに2点適時打を浴びた。二回も記録は安打となったが、投手前のゴロを取り損ね、そこから2失点。指揮官は「やっぱり4アウトを取るということは難しいことよ」と指摘した。

 この日から名古屋、岐阜、大阪を転戦する長丁場のロードがスタート。原監督は試合前に「そういうのも“いとおかし”よ。何でもそうやって思っとかないと」と話していた。現代語に訳せば「とても趣がある」といったところか。しかしロード初日は、趣など感じられない試合展開になってしまった。

 唯一の収穫は三回以降を無失点に抑えたリリーフ陣の頑張り。投打をがっちりとかみ合わせ、いやな流れをストップしたい。

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