満塁でまさかのボーク…巨人・戸根が大乱調で2軍降格 宮本コーチ怒「レベルが低い」
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「オープン戦、巨人-楽天」(20日、東京ドーム)
中継ぎ陣の一角を狙う巨人・戸根千明投手(28)が、大乱調で試合後に2軍降格が決定した。
チームが逆転を許した直後の五回2死から3番手で登板。だが、左打者が並ぶ六回は先頭の小郷に三塁内野安打を許すなど無死満塁とし、鈴木大に右前適時を浴びて失点。さらに満塁から、一塁手のウィーラーがベースから離れているにもかかわらず一塁へけん制をしようとして投げられず、ボークを取られて1点を失ったところで降板となった。
昨季は打者との“二刀流”に挑戦も、今年は再び投手に専念。手薄な左の中継ぎとして、1軍救援陣の一角に食い込むべくアピールしたいところだったが、結果を残すことができなかった。
試合後、宮本1軍チーフコーチは「ボークをやること自体、野球のレベルが低い。いったんファームへ行かせます」と話し、2軍降格が決まった。