マー君OP戦初黒星 13年日本シリーズ以来2681日ぶり“国内黒星”3連打で逆転許す

 4回、マウンドに向かい内野手に合図を送る田中将
 6回を終え、ベンチに戻る田中将と太田
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 「オープン戦、中日2-1楽天」(6日、バンテリンドーム)

 楽天・田中将大投手が、日本国内では13年の日本シリーズ第6戦以来となる“敗戦投手”となった。復帰後3度目の実戦登板は4回を投げ、3安打2失点で6三振。初の有観客試合で敵地の中日ファンからも拍手が起こったが、逆転を許してオープン戦初登板で初黒星となった。

 先発した涌井の後を受けて、四回からマウンドに上がった田中将。先頭の高橋周に対して148キロのインコース直球で空振り三振を奪うと、続く平田からもスプリットで空振り三振に仕留めた。

 五回も先頭の桂から空振り三振を奪うと、続く打者は根尾。直球で押していき、追い込むと最後は140キロのスプリットを泳がせて、二ゴロに打ち取った。

 2イニングパーフェクトで迎えた田中将だったが、六回2死から暗転。ビシエドに高めに入った直球を左中間二塁打とされると、前の打席で三振に打ち取っていた高橋周に同点の中前適時打、続く平田にも一塁線を破る適時二塁打を浴び、逆転を許した。

 七回も先頭の桂に四球を与えたが、後続を打ち取り無失点。京田を二ゴロに打ち取ってイニングを完結させると、グラブをたたきながらベンチに下がった。

 この日の最速は、1イニング目の先頭・高橋周への初球に記録した149キロだった。

 田中将が日本の有観客試合に登板するのは2013年11月3日の日本シリーズ第7戦、対巨人以来2680日ぶり。オープン戦とはいえ、国内で黒星を喫するのは13年11月2日の日本シリーズ第6戦以来2681日ぶりとなった。

 敗戦投手となったが、開幕へステップアップ。これまで2試合の実戦登板は2回3失点、3回1失点の内容だった。田中将は開幕2戦目となる3月27日の日本ハム戦での先発が決定している。

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