巨人高卒新人野手の春季キャンプ 1軍スタートだった選手は…

 1カ所打撃で鋭い打球を放つ巨人・秋広優人(右は岡本和真)(撮影・佐藤厚)
 1軍に加え2軍、3軍を交えたシートノックで一塁を守る巨人・秋広優人(中央)(撮影・佐藤厚)
宮崎キャンプを打ち上げ、秋広優人とグータッチする巨人・原辰徳監督=宮崎・木の花ドーム(撮影・佐藤厚)
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 巨人は14日、16日から行われる沖縄での1軍キャンプメンバーを発表。高卒ルーキーのドラフト5位・秋広優人内野手(二松学舎大付)が抜てきされた。過去にキャンプスタート時で1軍メンバーに名を連ねた高卒新人野手は松井秀喜らがいる。(敬称略)

 1993年・松井秀喜(星稜=92年度ドラフト1位) 高卒新人ながら春季キャンプ1軍スタート。初日から推定135メートル弾を含む柵越え4発を放ちファンを沸かせた。

 2003年・長田昌浩(東海大望洋=02年度ドラフト4位) 松井以来、10年ぶりとなる高卒新人野手の1軍スタートだった。

 今回の秋広のように、11年から始まった沖縄・那覇での2次キャンプで、高卒新人野手の1軍抜てきは異例。高卒に限らず育成契約から春季キャンプ中に支配下を勝ち取った新人選手もいる。

 2007年・松本哲也(専大=06年度育成ドラフト3位) 春季キャンプ2軍スタートも、紅白戦などでのアピールが実り同年2月24日に支配下登録を勝ち取る。球団では初となる育成選手からの支配下登録だった。

 一方、球団高卒新人野手で1年目に1軍公式戦デビューを果たした近年の例は、07年の坂本勇人、09年の大田泰示(現日本ハム)、15年の岡本和真ら。19年は山下航汰が1軍初出場。高崎健康福祉大高崎から18年度育成ドラフト1位で入団し19年7月に支配下登録を勝ち取っていた。

 また、1959年にプロ入りした王貞治(早実)は、同年の開幕戦だった4月11日・国鉄戦(後楽園)に「7番・一塁」で先発出場。国鉄先発・金田の前に2三振1四球だった。(デイリースポーツ)

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