メジャー球団は巨人・菅野に太鼓判「システムに十分順応できる」6球団獲得名乗りか
巨人は8日、菅野智之投手(31)のポスティング制度による移籍交渉の手続きを米大リーグ機構(MLB)に申請したと発表した。同日に受理され、右腕は川崎市のジャイアンツ球場で「後悔のない選択をしたい」と揺れ動く現在の胸中を告白。MLB球団との契約交渉期間は米東部時間8日午前8時(日本時間8日午後10時)から来年1月7日午後5時(同8日午前7時)と通知された。
菅野の評価はすこぶる高い。同投手を調査してきたあるメジャー球団スカウトは投球の質を高く評価。武器のフォークを日本投手がメジャーで成功する必須条件に挙げた。
投球だけでない。『巨人のエース』として結果を残し、17年のWBCの大舞台でも好投したメンタルの強さ、先発完投型のフィジカルの強さも絶賛。「日本より登板間隔が短いが、投球数が少ないメジャーのシステムに十分順応できる」と太鼓判を押す。
役割は先発ローテ3番手。条件は3年以上、年俸は1年平均1000万ドル(約10億4000万円)以上。「3年3000万ドル(約31億2000万円)」が最低ラインか。
争奪戦必至。補強資金と先発陣強化の必要性から考えて、獲得に動く球団はパドレス、ジャイアンツ、レッドソックス、エンゼルス、ブルージェイズ、ヤンキースになると予想される。



