大阪桐蔭4強!エース松浦、好投5回1失点 次戦宿敵の履正社と激突
「秋季高校野球大阪大会・準々決勝、大阪桐蔭15-1興国」(27日、大阪シティ信用金庫スタジアム)
大阪桐蔭が五回コールドで興国を下し、4強に進出した。最速150キロ左腕・松浦慶斗投手(2年)が5回を4安打1失点に抑え、準決勝に駒を進めた。
「もらったときは素直にうれしかった」と新チームでエースナンバーを背負う。同級生には背番号「10」となった最速154キロの関戸康介投手(2年)がいるが、西谷浩一監督(51)は「前のチームでの経験もある」と背番号「1」を託した。
今秋の大阪大会は5試合中4試合で先発。通算16回で3失点とあって「この大会で点を取られているのは自分だけなので」と悔しそうな表情を浮かべた。
近畿大会出場を確定させる次戦の相手は履正社。宿敵との決戦に向け「今年の夏は履正社に負けた。先輩の分も頑張らないといけない。大阪でトップとなって、もう一度甲子園に行きたい」と意気込んだ。